PIONEER/carrozzeria MVH-390




JA11純正のオーディオはラジオとカセットデッキのみです。私はオーディオには拘らないのですがさすがに今時カセットテープってのは……もう持ってないし（笑）。てな訳でラジオとUSBメモリに保存したMP3データを聴ける本機を選びました。

音楽を聴くわけではないのでCD不要って事で安く済みましたがJA11用のケーブルは見つけるのに手間取りました。まぁ２０年も前の車種ですからねぇ……。ネットで色々と調べて何とか見つけました。自作してもいいけど適合する部品(カプラー)探す方が私には手間なので(^^;

設置は純正デッキに使われてたステーがそのまま使えました。ただ本体の寸法が純正のよりやや小さいので枠との間に少し隙間があります。これはスポンジ質の緩衝材を入れて固定しました。

デザイン的にはJA11の年式には新しすぎてちょっと似合わないかな。もう少し古臭いデザインの方が似合うかと(笑)。

欠点はファイル名の日本語表示ができない事でしょうか。ただ私の場合、聴くデータがBBCのPodcastや英語のAudiobook(つまり本の朗読ね)なので日本語表示できなくても特に問題にはなりません(笑)。日本アニメのドイツ語版や英語版が少々あるので音声データ抜き出して使ってみるのも面白そうです。

MP3データは汎用のUSBメモリに入れてあるものがそのまま再生できます。ディレクトリを認識するのでデータの分類も可能です。

問題なのはファイルのソート。どんな基準でソートされてるのかが不明です。少なくともファイル名でないのは確かです。なのでディレクトリ内のラジオドラマが順番通りに再生されません（笑）。この辺は安物のMP3プレイヤーと同じですね。ファイル名に従って再生するくらいの機能は標準で付けて欲しいです。それと英字表記なのはいいとしても文字がデジタル時計の様なセグメントで構成されてるのはちょっと…。お世辞にも見やすい文字とは言えません。

なので値段が安くてMP3が聴ければいいって人には向いてますが、多少なりとも拘る人には向いてないと思います。

音質ですか？そんな事私に訊くだけ無駄です（笑）。