アウトクラスカーズ・燃料キャップリング アウトクラスカーズ・燃料キャップリング

JA11を含め所謂二代目ジムニーの燃料キャップは固くて廻らないと定評(笑)があります。そこでユーザによって色々な工夫が考案されてるわけですが社外品として對策部品が販賣されてます。その一つとしてキャップ外周に凹凸のあるリングを取り付け指の取っ掛かりを作る事で廻し易くする物があります。

種類が幾つかあるのですが強度を考へアルミではなくアウトクラスカーズから出てるステンレス製のを選びました。

實際に取り付けてみた所、私のキャップは特別に固かった樣で今までと變はらないどころか給油口外周の窪みに指を入れる隙間が無くなって逆に廻し難くなって了ひました。

そこで元の燃料キャップ自體を加工する事を考へたわけですが、方法として一つはスプリング長を短くする事、まう一つは給油口に引っ掛かる爪の部分を少し曲げて抵抗を減らす事があります。

一つ目はスプリングが硬く人間が踏んだ位では全く變はりませんでした。そこで二つ目の方法で爪を少し曲げてやったわけですが、何回か廻してゐる内に急に輕くなりました。急に輕くなったと言ふ事は何かが起きてます。輕くなったからと喜んではゐられないのでキャップを外して爪の部分を確認してみると曲げた部分の根元にクラックが入ってました。給油口との壓力に耐られず金屬疲勞を起こした樣です。



このままでは爪が折れて燃料タンク内に落下する危險があるので急遽ディーラーへ行って燃料キャップを註文しました。パーツリストの部品番號は以下の通り。

85410-79203
89260-80002

ところが實際に發註された部品番號は上記のどちらでもなく以下になってました。

89260-50C00

部品自體が少しづつマイナーチェンジしてるのでせう。ディーラーだけあってその日に部品が届いたので早速取り付けてみた所、片手であっさりと廻せるほど輕くなってました。

社外品リング要らんやん(笑)。

そんなわけで實用的價値は無くなったリングですが勿體ないのでそのまま取り付ける事にしました。輕くなって廻し易くなったのが取っ掛かりが付いて更に廻し易くなるって事で(^^;



JA11など二代目ジムニーの燃料キャップが固くて困ってる人は社外品リングを買ふのもいいですが素直に新品のキャップを買った方がいいかも知れません(^^;