アルミホイールの清掃 アルミホイールの清掃


だけをやったわけではないのだが、写真を撮ったのがそれだけなので(^^;

せっかくの休みで天気もいいしどうしようかと考えたが、時間が取れる時に車輛の手入れをしておかないとする暇が無くなるので洗車その他をする事に。で、手間が掛かるホイールの清掃をする事にした。と言ってもスペアタイヤだけだが。

先ずはスペアタイヤを車体から外す。四駆はこんな時便利ですなぁ(^^)
作業はそれなりに大掛かりなので自宅のベランダに持って上がる。外でやってたら近隣住民から何か言われるんで。

ホイールを清掃する前に車体の洗車をしておく。段取りとして先に洗車しておく事でホイール清掃が終わる頃には水分が乾いてコーティング工程に進めるからである。せっかくなので通勤用スクーターも同時に洗車。写真は撮ってないが使用したのは先日ホームセンターで買って来たシュアラスターと言う製品。いろいろと物色しながらそう言えばこぶたぬきつねこさんコレ使ってたなぁと言う単純な理由でこれに決定。お揃いお揃い(^^) 正確にはシャンプーの方は同メーカーの別製品ですが。

私のJA11は純正アルミホイールが入っているが雨が降ったりするとアルミ表面に粉が吹く。これを物理的に研磨するわけである。実はタイヤ交換時にブレーキダストを落とす為に同じ作業をしているのだが、その後スペアのホイールを磨いた時に別の製品を使って性能差があまりにも違ったので紹介しておく。

ホイール研磨に使用したのは真鍮製のワイヤーカップ。自分で同じ作業をしようと思う人の為に注意しておきたいが、ワイヤーカップには線が真鍮の物と鋼線の物とがある。両者の内、使って良いのは真鍮線の方。鋼線は絶対に使ってはならない。材質がアルミより硬いのでホイールが傷だらけになってしまう。しかし紛らわしいのが鋼線に真鍮メッキした製品がある事。購入時には真鍮線か真鍮メッキの鋼線か鋼線かをきちんと確認して欲しい。線がナイロン製のもあるが私は試した事が無いのでどの程度研磨できるのかは不明。

で、二種類使った上でお薦めできるのがこちらの製品。


お薦めしない、と言うか絶対に使わない方がいいのがこちらの製品。


何が違うかと言うとその耐久性である。私はホイールを8本持ってるのだがお薦めな方はホイール5本を研磨してこれだけ残っている。


お薦めしない方はたった3本磨いただけでこんなに減っている。


問題はその減り方だ。ワイヤーカップは自身が磨耗する事で相手も磨いて行くのだが品質の悪い方は線が磨耗するよりも抜ける方が早いのである。どのくらい抜けるかと言うと作業をする自分の服に大量の線が刺さるくらい抜けるわ抜けるわ。思わずこんな歌を口ずさんでしまいたくなる。



5本研磨した物と3本研磨した物を並べてみると一目瞭然。線がすり減るより抜ける方が早いので殆ど残っていない。値段は数百円しか変わらないが値段に見合った性能ではない。いくら何でも品質が悪過ぎだろう。本業で使う人は一度使ったら二度と買わない事必至である。


実際の作業工程。先ず研磨前の状態。アルミが粉吹いてます(^^;


ワイヤーカップは電動工具に取り付けて使用。ディスクグラインダー(通称ベビーサンダー)と呼ばれる工具だが、非常に危険な作業なのでもし自分でやってみようと思う人は充分に注意して欲しい。高速で回転しているので研磨する箇所の形状によっては機械本体が自分の方へ跳ねて来る事がある。また手袋は必須だが軍手の様な編んだ物は厳禁。真鍮線が引っ掛かって絡んだらとんでもない事態になる。必ず厚手の革手袋を使用する事。作業用品店で数百円で売ってます。


研磨後のホイール表面。ケミカルより速く確実に研磨できます。


ホイールを研磨した後は洗車の水分が乾いているので車体のコーティング処理。どの程度光沢が出るかと言われても私の車輛は全塗装したばかりなので何とも言えない(笑)。だが保管場所が良くない(屋根が無い)ので塗装面の劣化を防ぐ意味でもコーティング処理はしておいた方がいいだろう。

この後、スーパーに買物に行ったり通勤車にガソリンを入れに行ったりとしてたので他に色々やろうと思ってた事は時間が足りず出来なかった。仕方ないので次の機会に(^^;

(30/10/2676)

comments on social meida
notte
2016/10/30 18:41:02
こんばんは。

ホイールの裏側、なかなか落ちないですよね。
私もMINI LITEの裏側をこれで磨きました。
みんともさんから、磨いた後はクリア吹いたら良いよと言われたのですが、まだやってません。(笑)
コメントへの返答
2016/10/30 19:13:06
ホイールの表側はピカピカに仕上げてあるんですが裏側は金属地肌そのままですからねぇ (笑)。ただでさえブレーキダストが付着して汚れ易い箇所なのに。きっと裏側までピカピカに仕上げると製造コストが上がるからなんでしょうね。加えて四輪ユーザは裏とか下とか見えない所はあまり掃除しない(気にしない)と言う現実が(笑)。

作業場所と設備があればホイール5本全部やる所ですがさすがに車体側のホイールは外せないのでスペアのみ作業しました(^^;

クリア吹いたらいいのは塗装してある場合ですよね。私のは金属面そのもの(しかも塗装と極めて相性の悪いアルミ)なんでクリアでなく何かいいコーティングがあればと思います。
giantc2
2016/10/30 19:23:27
アルミと言っても合金なので素地では少しずつ腐食します。

notteさんが言うように塗装してしまうのがベスト。
プラサフ拭いて研磨し、シルバー、クリアを重ねて磨けば年1回洗う程度で済むと思います。
ホイール用アルミはまだ他の金属元素が少ない方で、ダイキャストだともっと早く進行します。(ヘッドとか○○ケースはまだ乾燥してるので良い方です)
ちなみに純アルミはほとんど腐食せず、塩酸にも溶けません。
コメントへの返答
2016/10/30 19:33:56
なるほど、現代の技術ならアルミに対応したプライマーもありそうですね(^^) 何かいいのが無いか探してみるかなぁ。となると次の問題は作業場所だな。塗装なんか吹いてたら確実に近隣住民から文句言われます(^^;

腐蝕で言うと鋳鉄はもっと酷いですね。スクーターのマフラーなんかあっさり穴が開きますからね(笑)。JA11のマフラーも錆が酷いのでオールステンレス考えてます。結構な予算的掛かりそうですが(^^;
MasaGoto
2016/10/30 22:06:51
そもそも裏面を清掃する理由はなんでしょうか?以前白のTE37では耐水ペーパーをかけて汚れを落としていましたが、今のゴールド(裏面は黒)に塗ってからは全く清掃していません。

バイクのパーツならサンドブラスト処理したいですが、クルマはそんなに見えるところではないものはペイントでごまかせばいいと思っています。
コメントへの返答
2016/10/30 22:35:07
この辺は四輪乗りとバイク乗りの感性の違いに過ぎないと思いますよ。バイクでは基本的に機械部分が剥き出しなのでメンテナンスするにも先ず清掃をしないといけない場合が多々ありますよね。ドライブスプロケットを交換しようとしたらオイルで固められた埃と砂の塊を掃除しないとボルトが埋まってる事は珍しくありませんし、オフ車でオイル交換しようと思ったらドレンボルト付近に泥が固まったままこびりついてる事も珍しくありません。走る度に掃除してれば別ですが。なので私がバイクと同じ感覚で四輪も扱ってると言うだけの話です。ジムニーの場合、それが出来るからってのもあるでしょうけど。

それとあくまで個人的な感性ですが見えない所だからと言って掃除しないのは好みでないと言うのもあります。例えばインターネットに接続するPC(ノート型)なんかでも時々分解して掃除してます。開けてみれば解りますが空気が通過する冷却ファン周辺なんかびっしり埃が詰まってたりしますし、もう少し奥でも埃が侵入してるケースもあります。まぁ本当に個人的好みだけなんですけどね(^^;