N-3B N-3B




私が試した中で最もバイクに向かなかった防寒着です。これは形状に由来するものであり素材云々のレベルではありません。

襟元はフードと一體化されてるのでヘルメットを被った状態ではジッパーを一番上まで上げられません。無理に上げてもきっちり閉まりません。その結果、襟元から隙間風が入ります。


袖口の形状はグローブとの相性が最惡です。バイク用グローブはカフスを袖口にすっぽり被せるかカフスを袖口の中に入れ込むかします。N-3Bの形状はそのどちらも出来ずグローブと袖口に隙間が出来るので結果的に隙間風が入る事になります。


更に裾からも隙間風が入ります。とにかくあらゆる所から隙間風が入るので素材が中綿が云々言った所でバイク用防寒着としては全く役に立ちません。

しかし、世間ではバイク用としてN-3Bが實用になるとの評價も散見されます。これは恐らく私のN-3Bが米軍用であるのに對してN-3Bのデザインを踏襲した非軍用製品が多數存在するからだと思ひます。

例へばSKULL FLIGHT製のN-3Bでは袖口に風の侵入を防ぐ工夫が凝らされてゐたりフードはヘルメットごと被れる樣になってたりとバイク用として随所に改良を施してあります。これは裏返して言へば本来の軍服であるN-3Bではバイク用として實用にならないからその必要があったと言へます。そこまでしてN-3Bをバイク用として使ふ意味が私には理解できません。素直に專用品を買った方が手っとり早いと思ひます。SKULL FLIGHTのN-3B買ふ金額出せば風魔のランドクルーザージャケット買へるし(^^;

軍服のN-3B


袖口からの隙間風對策を施したSKULLL FLIGHTのN-3B


N-3Bは世間ではお洒落な服だと評價されてるらしいのですが私には野暮ったい作業服にしか見えません。實際、非軍用のではシルエットを細身にしてあるらしいです。バイクの運轉時に使ふのでなければそれなりの防寒性能はあるので冬場のバイク整備の時に作業服として使ってます。