統合辭書と海老の併用 統合辭書と海老の併用


B-right/V用でEPWING辭書を利用する場合、統合辭書をインストールした後に追加で辭書をインストールするのが簡單で手っ取り早い方法です。しかし統合辭書にどんどん追加して行くとその單語に就いては檢索對象にしたくない辭書まで檢索して了ひ時間が掛かります。かと言って檢索の都度、對象とする辭書をメニューから切り替へるのも面倒です。



そこで一つの辭書だけを檢索對象としたい場合、同じ辭書データをフリーソフトの海老から呼び出すと便利です。

海老の使用方法は原紙にEPWING辭書のデータをディレクトリ構造に從って配置するだけですが、既に統合辭書で登録した同じ辭書を海老の爲に再度CDからコピーするのは手間ですし無駄でもあります。

こんな時にBTRONの實身假身モデルを活用しない手はありません。統合辭書として登録された辭書データの假身を海老原紙に貼り付ければ二重にインストールする事無く同じ辭書データを別のプログラムで使ひ廻せます。

統合辭書に追加インストールされたEPWING辭書は以下のパスにあります。

/SYS/$$PROGRAM.BOX/DSEARCH/DIC/EPWING

ここを開くにはディスク集め小物からシステムデバイスを指定し實身操作→假身參照と操作し假身參照畫面が表示されたら[Alt]キーを押しながら右クリックしてメニューに再參照(隱蔽)を表示させます。



これにより隱し屬性の實身が表示されるのでEPWINGデータが配置された階層まで移動します。



假身參照畫面に見えるEPWINGの假身は附箋が指定されてない爲そのままでは開けません。そこで實身操作→管理情報を開きキャビネットの附箋を貼ります。假身參照畫面の假身は移動出來ないので附箋イットによる貼り付けは出來ません。管理情報から貼る必要があります。



附箋を貼りキャビネットとして開いた後は假身複製を行なって海老の原紙に貼り付けます。これにより同じ辭書データが統合辭書と海老の兩方にリンクされた事になります。



辭書毎に海老原紙へのリンクを貼ればそれぞれの辭書を單獨で利用出來ます。



この樣に兩方を起動してそれぞれ利用する事も可能です。




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